今回のご依頼者は住居人の息子様です。
ここ数年疎遠になっており連絡を取っていなかったそうですが父が入院することになり部屋に尋ねると家がゴミ屋敷になってしまい驚いた息子様が自分ではできないと弊社にご連絡がきました。
玄関のドアを開けると天井近くまでの高さまで積まれたゴミ。
住居人は病気を抱えており、体力の衰えもあって約10年分ものゴミを溜め込んでしまいゴミ屋敷となってしまいました。
間取りは3DKなのですが、床が見えるところがなくどこを見渡しても足の踏み場がありませんでした。
玄関から大量の荷物で埋め尽くされている室内ではまず搬入経路を確保するため、玄関から進めていき通路を作ります。
初日は分別、袋詰め、搬出と繰り返し行い部屋の中のスペースを徐々に作っていきます。
午後にパッカー車と呼ばれるゴミ収集車を手配し処分します。
ただ、ゴミを袋詰めするのではなく、一つ一つ確認し間違って貴重品も処分しないよう迅速かつ丁寧な作業を心掛けます。
玄関、居間、台所回りなど片付いたら午後には床が見えてきました。
ある程度、搬出経路が作れたらスムーズに搬出が進み他の2部屋も作業を進めていきます。
とにかく分別、袋詰め、搬出を何度も繰り返しパッカー車に積み込んでいくのです。
この作業を3日続けて、最後に清掃を行いきれいに片付けることができました。
引き渡し時、ご依頼者様も安堵した様子だったのが印象的でした。