実家を解体するに伴い、ゴミ屋敷化した家を丸ごと片付けるご依頼を頂きました。
築年数も高く、建物も老朽化しているため、解体工事を行う前に片付けることになりました。
玄関から各部屋まで弁当の容器、ペットボトル、空き缶、紙くずなど生活に欠かせない物が散乱し、部屋全体が廃棄物で溢れ、埃だかけで不衛生な状態でした。
キッチンや脱衣場、寝室は天井まで廃棄物が積み上げられていて、部屋の全貌がわかりません。
居間が生活スペースとなっていて、食品ゴミが溜まったら隣の部屋やキッチンに捨てていたと思われ、天井付近までゴミが溢れかえっていました。
作業を開始すると玄関、居間の作業を進めてまずは動線を確保。
隣の洋室やキッチン、脱衣場の廃棄物はスコップを使い、居間に集約しゴミ袋にひたすら詰めていきます。
比較的軽めのゴミが多いため、物量がかなりありましたが、ゴミの山を崩すと居間と玄関で袋付けする人、玄関から外にひたすら搬出する人とチームワークを駆使し、テキパキ作業を進めていきます。
初日に1階、2日目に2階を終わらせ積みあがった廃棄物はなくなりすっきりしました。
今回の現場は壁が一部穴が空いていたり床や水回りは汚れが蓄積、破損があったりと、もし住めるような状態にするには莫大なリフォーム代が発生してしまいます。
長年、ゴミ屋敷の状態だと建物自体にもダメージがかかり放っておくと修繕が必要になる場合があります。
賃貸物件の場合、退去の際原状回復代を請求されることがありますので、早めの対応をお勧めします。
ご自身では困難な場合、相談だけでも大丈夫ですので気軽にご連絡ください。