ブログ・お知らせ

猫の糞尿屋敷の残置物撤去

こんにちは。ライフケアコーポレーションの佐伯です。

先日知り合いの解体業者さんから「解体前に室内の残置物を片付けてほしい」というご連絡頂きました。
普段ならご自身たちで行っている作業ですが、当社に連絡額ということは「特殊」な現場ということです。

そうなんです…。猫の糞尿がとてつもない量がある「猫の糞尿屋敷」でした…

話を少し聞きましたが、近々まで住んでいて夜逃げのような状態だったということでした。玄関の扉を開けるとすでに臭いがきつく、糞尿のアンモニア臭で目から涙が出そうになります。
すでに床には生活ごみと猫の糞尿で固まって床の上というよりずっとうんちの上を歩いているような状況です…

黒猫と白猫が一匹ずついて、作業中もずっとお家の中で逃げ隠れしていました…
お家の状況からすると考えられないくらい毛並みが良くて健康状態の良さそうな猫ちゃんでした…
ただ、どうすることもできないので、解体屋さんの方で何とか捕獲して保健所に連れていくとのことでした…
私自身も札幌と実家で猫を飼っていて親族でも犬や猫を飼っているので小さいころからずっと動物に触れて生活していたので、今回のような無責任な飼い主のせいで起きてしまった案件はとても悲しくなります。

普段の一時多量ゴミであれば処分は環境事業公社にそのまま委託できますが、今回はかなりの糞尿の量があったので事前に確認を取りました。
多量のうんちがある場合は粗大ごみと一緒に運び、焼却処分になるということで、別のパッカー車を手配してもらい糞尿と他の一時多量ゴミを分けて収集運搬してもらいました。
うんちだけでも70リットルの袋で100袋程ありました汗
うんちだけならまだ楽なのですが、他の生活ごみを混ざっているので、この中からライターやスプレー缶など危険物を分別する作業がなかなかに堪えます…
分別をおろそかにするとパッカー車の火災の原因になるのでスタッフにも徹底するように指示を出しています。

また、今回のような糞尿で一番厄介なのが臭いよりもうんちや埃による粉塵です。多量に吸うと健康被害の恐れがあるので防塵マスクをして、防護服を着ての作業になります。
顔に少し付着して痒い所を核と顔がひりひりしたりするのでアレルギー反応が出ます…汗

かなりの量があったので以前のゴミ屋敷同様、人数をたくさん入れて短期間で終わるように行いました。
日程としては二日で終えることが出来ました。
作業後のお写真少し載せておきます。衝撃的なお写真なので閲覧注意です

もはや同じ空間とは思えないです。

当社では、新型コロナウイルス消毒作業、特殊清掃、遺品整理、ゴミ屋敷の片づけ、ペットやたばこの臭い、この時期増える灯油漏洩の消臭作業など幅広く行っております。
札幌市内・近郊はもちろん、帯広市、函館市にも支店がありますので、全道対応させて頂いております。
まずはお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。